イタリアと言えばのパスタ!
イタリア人はほぼ毎日1回はパスタ食べてるんじゃないでしょうか?
我々、日本人の主食が米であるように、イタリア人にとってパスタやパンが主食。
イタリアの一般家庭では、ごく普通に、ごく普通のパスタメーカーが選ばれています。
お土産屋で売ってるような高価なものは買いません。
今日はイタリアのどこのスーパーでも買えるパスタのメーカーをご紹介します。
これであなたもイタリア人!3大パスタのメーカーを知ろう
今日ご紹介するパスタのメーカー3種類は、とても歴史が古いです。
どれも100年以上の歴史がありながらも、今でも広く愛されるパスタです。
DE CECCO(デ・チェッコまたはディ・チェコ)
イタリア人にどのパスタが1番かと聞くと、だいたいこのDE CECCOか、このあと紹介するVoiello(ヴォイエロ)かなと思います。
まず発音ですが、イタリア人はデ・チェッコと言いますが、なぜか独占輸入販売している日清フーズでは、ディ・チェコと記載しているので、ここではディ・チェコで統一します。(なんならグーグル翻訳でもデ・チェッコって言ってますw)
このディ・チェコは、1886年にイタリア中部アブルッツォ州にあるFara San Martino(ファーラ・サン・マルティーノ)という小さな町で誕生しました。
イタリアンレストランで働くイタリア人に、ディ・チェコの何がいいの?って聞いたら、ディ・チェコのパスタは、他のパスタに比べて茹でたあともパスタの硬さが変わらないと言っていました。
パスタも麺類なので、時間とともに伸びちゃうイメージがありますが、伸びないって本当なの?w
ディ・チェコは、パスタだけでなく、1986年からオリーブオイルも販売しており、オリーブオイルのイメージもありますね。
オリーブオイルもおいしい!おすすめ!
Voiello(ヴォイエッロまたはヴォイエロ)
こちらは、1879年にナポリで誕生したパスタです。
一時期手に入らなかったとかで、幻のパスタと言われるヴォイエロ。今ではイタリアのスーパーではずらりと並んでいます。
その名残か、ヴォイエロ支持のイタリア人も多いですね。
イタリアではディ・チェコの方が価格が高いのですが、日本だとこのヴォイエロの方が高いようです。
なのでイタリアで買えば、お得だしお土産に喜ばれるかも!
Barilla(バリラ)
日本人にとっても馴染みのある、イタリアンパスタといえばのバリラ。
イタリアでは、先ほどのDE CECCOとVoilelloより価格が安いので、広く一般家庭に選ばれているパスタです。
ただ、大昔に少しの間アメリカの企業の手に渡った期間があるとかで、あるイタリア人には「もう純粋なイタリアのブランドではない」なんて厳しい意見を聞いたこともw
でもその数年後に創設者がバリラを買い戻したので、またイタリアンブランドとなりました。
我が家もバリラ!
イタリアでは本当にパスタをたくさん作って食べるので、バリラのパスタ1kgとい商品もあります。
バリラはよくセールをするので、たくさん消費する家庭では嬉しい限り。
セール時は、500gが0.49ユーロに!
2つめのヴォイエロもたまにセールで安くなりますが、500gで0.65ユーロくらいまでの割引だと思うので、バリラは本当に安い!
なので実は日本でも安く買えるんですよね〜!
イタリアパスタの3大メーカーの価格
以上の3種類のパスタですが、書いた順番が価格順となっています。
パスタ500gで比較すると、
- ディ・チェコ 1.40ユーロ
- ヴォイエロ 1.20ユーロ
- バリラ 0.90ユーロ
といった感じが相場です(スーパーの立地によって価格が変動します)
例えばミラノの中央駅にもスーパーがありますが、やはり少し高めの値段設定になっています。
安く買うなら、中心部から少し離れたところで買うのがオススメですよ〜。
パスタのメーカーの種類はもはや不明!
他にもパスタのメーカーは山ほどあり、granoroやRummo、Garofaloなどもスーパーで見かけます。
そして各スーパーにもプライベートブランドのパスタがあります。
↑これに写っているのが、ほとんどスーパーcoopのパスタ。もう数えられませんw
パスタはイタリア生活にかかせないものですし、イタリア旅行のお土産にも喜ばれるので、買う機会は多いと思います。
もしどのパスタを買えばいいか迷ったら、最初にご紹介した3つのどれかであれば、間違いないと思いますよ!
コメント