カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う

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カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う9 イタリア生活

日本でもおなじみのカルボナーラは、イタリアのローマが発祥と言われています。

ローマのあるイタリア南部の方面では、カルボナーラにはグアンチャーレという豚の頬肉(豚トロ)を使います。

そして北部はパンチェッタという豚バラを使います。

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こちら、スーパーでよく買うパンチェッタで、2ユーロくらい↑

このパンチェッタは、パンチェッタ・アッフミカータ(Pancetta Affumicata)という薫製されたもので、パンチェッタにはドルチェ(Dolce)という薫製されていないものも。

この使い分けは、好み。だそうですw

我が家では、このパンチェッタをカルボナーラにも使いますが、今日はグアンチャーレで本場の味に挑戦!

クリーム系パスタに合うグアンチャーレは脂肪が多い

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う2

こちらがグアンチャーレ。

スーパーで買える手軽なもので、パンチェッタもそうですが、すでにキューブにカットされています。

これも2ユーロくらいだったでしょうか?

イタリアのお肉たちは、こんな感じで2分割できるタイプが多いです。

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う3

え。商品パッケージのパスタはカルボナーラじゃないんですけどw

 

裏返してみると・・・

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う4

あ、あぶら〜!!

でもこの脂身の多さが、カルボナーラのクリーミーな風味に合うのだとか。

グアンチャーレを炒めるときは油なし

まあ正直、脂身の多さにちょっと戸惑いましたけど。

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う6

これだけ脂があるので、グアンチャーレを炒めるときはオイルは必要ありません。

使うチーズはペコリーノ・ロマーノ

あれ?

なんとなく使う肉が違うのは知っていましたが、チーズも違ったのですね。

本場ローマのカルボナーラには、ペコリーノ・ロマーノというチーズを使います。

これもスーパーで売っていて、1.6ユーロほど。
かわいい商品パッケージです!

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う10

ペコリーノ・ロマーノとは、イラストの通り羊の乳のチーズで、塩分が多く使用されているのが特徴です。

長期間保存するためのもので塩気が強いので、細かくして食べるチーズ。

パルミジャーノ・レッジャーノも使われる

我が家にはパルミジャーノチーズしかなかったので、こちらで代用しました。

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズの代用パルミジャーノチーズ

代用といっても、実はパルミジャーノもカルボナーラにも使われるチーズの1つです。

厳密に本場ローマのカルボナーラと言うならば、グアンチャーレ・ペコリーノチーズ・卵・黒こしょうとなります。

生クリームを使わないのが、本場の味!

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この上に茹でたパスタを乗せて、混ぜて完成!

 

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う8

グアンチャーレだと、パンチェッタより塩気があっさりめなのかな?

それかパスタを茹でるときの塩の量が少なかったか・・・・・

でも普段と塩の量は変えてないので、だとしたら塩気の強いペコリーノチーズの方が合うと思います。

使うパスタはスパゲッティ

以前ローマで食べた、本場のカルボナーラ。

カルボナーラの本場ローマではグアンチャーレとペコリーノチーズを使う9

日本ではフェットチーネのような太めの麺を使うこともありますが、イタリアのカルボナーラは、スパゲッティを使うのが一般的です。

しかも、ちょっと太めなスパゲッティですね。

カルボナーラのようなクリーム系は太めのスパゲッティがおすすめとのこと。

(麺より何より、盛り付けのセンスの差w)

 

友人にもらったAFELTRA(アフェルトラ社)の太めのスパゲッティもあるのですが、今回使ったのは、イタリアの台所の定番バリラNo.5です。

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比べるとこんなに太さが違います!

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個人的にはカルボナーラでも、バリラNo.5くらいの細さが好きですねw

イタリアのパスタについては別記事で紹介しているので、興味のある方は見てみてください。

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カルボナーラは、少ない材料でさっと作れるので、我が家でもよく登場します。

結局、いろいろ本場と違うカルボナーラでしたが味は完璧。おいしかったですよ〜

どの食材もすべてイタリアにある普通のスーパーマーケットで購入しました!

 

日本でもグアンチャーレは買えるので、ぜひ試してみてくださいね!

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